「夢と魔法の国」と呼ばれるテーマパーク「東京ディズニーランド」も昨年、開業40周年を迎えました。現在のディズニーランドは新しいアトラクションを始め、パレードもショーもどの世代にも親しまれるものばかり。そんなディズニーランドは昔、どんなものだったのでしょうか。

1987年 東京ディズニーランド

実際に撮影されたホームビデオだそうです!

この動画は投稿主が東京ディズニーランド開業4年後の1987年(昭和62年)に撮影したものだそうな。
今は無きアトラクション「スカイウェイ」、「グランドサーキット・レースウェイ」や「スタージェット」もある頃で、逆に人気アトラクションの「スプラッシュマウンテン」「ビックサンダーマウンテン」はまだ存在しません。この世代生まれには懐かしい動画でありディズニーファンにも嬉しい動画ではないでしょうか。

ワールドバザールの雰囲気から

メインゲートをくぐった先のワールドバザールは、今も昔も変わらず賑わうディズニーランドの出入り口。風船はまだ赤・青・黄色で統一されていて、お店のディスプレイがアメリカンレトロを演出していますね。小さなお子様がはしゃぐ家族連れ、ボディコンを身に包む女性グループなど沢山の人がいます。

スモールワールドステージのショー

現在はオブジェとなっているのですが、昔は「イッツアスモールワールド」にステージがあったと聞きます。そこでディズニーキャラクターがそれぞれのテーマポートの演出をするのです。

ミッキーとミニーはやはりワールドバザール。余談ですが、パパイヤ鈴木が昔スモールワールドステージのダンサーをしていたそうで。テレビのディズニーイベント特集でちょくちょく出演しているのを見かけるのも頷けます(笑)

今は無いアトラクション

「トゥモローランド」と「ファンタジーランド」を行き来する「スカイロープウェイ」は、パーク内の移動手段として使えるアトラクションでしたが1998年にクローズ。
跡地は、ファンタジーランドのほうが「プーさんのハニーハント」、トゥモローランドのほうは「モンスターズインクライドアンドゴーシーク」というアトラクションになっています。僕が子供の頃ディズニーランドに行ったときはまだ物心がついてなくて、スカイロープウェイに乗ったことはあった覚えがないのですけど、ディズニーランドを一望しつつ移動できるから復活したら面白そう。

「グランドサーキット・レースウェイ」は遊園地によくあるゴーカートのようなアトラクションで、子供でも運転ができたという。2017年クローズ。
跡地は現在大人気の「美女と野獣魔法のものがたり」がある、美女と野獣がメインのエリアに変化し多くのゲストでにぎわう地に。
大人になってからディズニーランドに行くことが増えて、「美女と野獣魔法のものがたり」を朝一番で体験することが多いのですが、確かにアトラクションの演出は凝っていて感動的だが、グランドサーキット・レースウェイも一度体験してみたかった思いもありますね。

「スタージェット」は一見子供向けかと思われがちですが、思い切り飛んでいるのが分かるので大人も楽しめただろう。2017年クローズ。
跡地は「ベイマックスのハッピーライド」というアトラクションに。自分がパイロットになった気分を味わえるようなアトラクションはきっとここしかない。夜になれば宇宙飛行士になった気分で運転できたでしょう。

今は無きアトラクションは他にもあるのですが、動画内ではこの3つが紹介されていました。

パレード

エレクトリカルパレードは今でもあるが、昔の昼のパレードがとても素敵。それぞれテーマエリアをイメージしたフロートにキャラクターはテーマエリアに合った衣装に身を包み最後はシンデレラ城で締めくくる。このようなパレードはやはり肉眼では見たことがない分見てみたいと思ってしまうんです。

現在はキャラクターの個性を出して演出するパレードがほとんど。だから、エリアごとで演出するパレードはとても貴重。キャラクターの衣装も沢山見ることができるのも嬉しいポイント。

ディズニーは永遠に完成しない

ウォルトの名言、それは「ディズニーランドは永遠に完成しない」

東京ディズニーランドはこの言葉をまさに体現しているのです。今年はシーに待望の新エリアもオープンしますが、これでリゾートの真価が終わったわけではないんです。この先もディズニーリゾートは未完成のままなのです。

でも、そのほうが夢があってワクワクしませんか…?



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